安宅勝山城 No30401−02 | (あたぎかつやまじょう) |
北郭の南西方向 | 東尾根の五重堀切 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 西牟婁(にしむろ)郡白浜町塩野 |
築城年 : 享禄年間(1528〜32) |
形 式 : 山城 |
遺 構 : 土塁、竪堀、堀切、虎口、石積、雁木、 |
訪城日 : 平成29年5月15日 |
◆ 歴 史 |
安宅本城の南方の要として築かれた支城である。 大永6年(1526)安宅12代領主故大炊頭実俊が没したが、子の安定丸が幼かったことから、実俊の弟定俊が安定丸が15歳になるまで、家督を預かることになった。 しかし、享禄3年(1530)安定丸が15歳になっても家督は返されず、両者の跡目争に発展し、安定丸は八幡山城に定俊を包囲して自害させた。その後は、安宅勝山城に生き残った定俊の嫡男・安次丸が抵抗を続けたため、安宅氏は次第に勢力を消耗し衰えていった。 |
◆ 構造と感想 |
安宅勝山城は、安宅本城の南に聳える標高212.4mの山頂に築かれている。 |
◆ 道 案 内 | 梅林への入口 |
紀勢道の日置川インターを降りて最初の信号交差点で右折し、県道37号線の南西方向に入る。県道37号を680m南下すると国道42号との(日置大橋)交差点に至る。この交差点を左折して国道42号に入り180m程先
一つ目の日置大橋を渡った「塩野」への小さな案内板がある十字路で右折し、国道42号に並行する下道に入る。下道で日置川を渡り終えた所で左折して820m程川沿いを北上すると右手に「勝山城跡」の小さな案内板があるT字路で右折する。集落内を120m程入った左手に神社があり、そこに駐車させて頂く。 神社の先で南へ、その先で東へ進むとまた案内板がある。ここを南へ進み写真の梅林への入口から登る。梅林の最上段から3、4段下の梅林を左方向に進み、尾根筋に出て右に登って行くと城跡に至る。 |
◆ | : 城跡 : 登り口 | TOPへ | 戻る |
|
|||
日置川と安宅を望む 南郭土塁の石積、雁木 西側の帯郭 西側帯郭端部の竪堀 東側の帯郭 東側帯郭の石積 西尾根最下段の段郭 南尾根の堀切 |