平福陣屋  No28501−02 (ひらふくじにや)       


城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 佐用郡佐用町平福
築城年 : 寛永17年(1640)
形  式 : 陣屋
遺  構 : 現存門
訪城日 : 平成25年3月22日

歴   史
平福陣屋は、寛永8年(1631)に利神城主・池田輝興が播磨赤穂藩を継ぎ移ったため、利神城も廃城となっていたが、寛永17年(1640)播磨山崎城主・松平康映の子・康朗が5千石を分知され、旗本采地陣屋を平福に構えた。天保7年(1836)には所領が福島の中畑(中畑陣屋)に移され、幕府天領となったが、文久3年(1863)に旧領のうち2,500石が松平家に復され、明治まで松井松平氏が代々この地を領した。

構造と感想
文久3年(1863)旧領戻りの際に建てられた陣屋門が道の駅「宿場町ひらふく」南隣の高台に移築され現存している。
本来の陣屋跡は、郷土館になっていて、利神城に関する資料も豊富に揃っているようである。

道 案 内
中国自動車道の佐用インターを下りて佐用インター交差点を左折し国道373号に入る。北に2.6km程来ると道の駅「宿場町ひらふく」である。

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