No25463-02 門根城 (かどねじょう)       

八幡神社 丘の頂部

城郭の概要
別  名 :
所在地 : 坂田郡米原町三吉
築城年 : 不詳
形  式 : 平城(居舘)
遺  構 : 土塁、
訪城日 : 平成22年10月11日      

歴   史
門根は、鎌刃城主・堀氏の本貫地とされ、門根の城館について、浅井三代記に永正15年(1518)正月9日の事として、堀能登守頼定は樋口をかたらひ門根村の城に500余騎にて立て籠もったとある。また、改訂坂田郡誌に天文元年(1532)の江北の乱(浅見・磯野VS浅井亮政らの対立)での浅見・磯野氏方への堀・樋口氏の加担の記述で、「門根村の城とは当城舘であろう。勿論近隣の山上にある地頭山城を含んでのこと」云々とある。

構造と感想
八幡神社のある丘状の小山が城館の大土居で、その東側を流下する河川により東と西に区分され、西側が堀氏の居館で東側が重臣・樋口の居館と考えられている。
この丘を土塁とするならば、相当規模の大きい城館を想定する必要があるように思われ、また、土塁にしては高すぎるのではと思われる。少々疑問の残る遺構である。


道 案 内            
国道21号の米原IC口交差点を東に460m程行った樋口交差点で折り返すように左折し、南西に540m程進むと道の北側に敬永寺があり、その対面の南側が八幡神社のある丘である。丘の西側を南に回り込むと八幡神社前に至る。

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