大森城 No21214−03 | (おおもりじょう) |
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主郭の南西方向 | 東側の横堀 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 可児市大森 |
築城年 : 天文年間(1558〜70) |
形 式 : 丘城 |
遺 構 : 空堀、堀切、竪堀、土塁、虎口、 |
訪城日 : 平成28年11月4日 |
◆ 歴 史 |
築城年代は定かではないが、永禄年間(1558〜1570)に久々利城主であった土岐悪五郎の家老・奥村又八郎によって築かれたと云われる。 |
◆ 構造と感想 |
大森城は、可児川の支流大森川左岸の河岸段丘上に築かれている。北東側が大手で大森神社境内が大手郭で、境内に大森城の説明板が建てられており、神社から西斜めに登ると5分も掛からず虎口に至る。城の南東側は宮洞、北西側は西ヶ洞が南西方向に食い込んでおり、南西側のみが丘陵に連なり搦手となる。 山上の南端頂部に主郭を置き、堀切を隔てた北側に二の郭、一段下がって三の郭が連なり、三の郭の東側には腰郭が付帯している。主郭の南西側にも堀切を隔て三角形の郭があり、その南西隅には櫓台が構えられ、背後の丘陵続きを堀切で遮断している。主郭から三の郭の東西両側には横堀が延び、非常に良く残っており見応えがある。また、各郭には分厚い土塁も廻らされている。 |
◆ 道 案 内 |
中央高速多治見インタを下りた多治見IC交差点で左折し国道248号に入る。北西に1.4km程走った多治見西高校前交差点で右折し県道83号線に入る。県道83号を北西に2.6km程走ると松阪町3交差点に至り、そこで右折し引き続き県道83号線を北上し2.2km程で大森新田交差点に至り、そこで左折する。西に2.3km程行くと左手に工場があり、そこのY字路で左斜めに進み、120m程で川を渡り、そこから20m程先で左折すると突き当りが大森神社で、神社背後の山が城跡である。鳥居の右手に駐車場がある。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() 主郭と二の郭間の堀切と土橋 二の郭の北虎口 ![]() ![]() 三の郭北西方向 腰郭の南方向 |