No25482-2 三川城 (みかわじょう)       

推定地の字城形 還来寺

城郭の概要
別  名 :
所在地 : 東浅井郡虎姫町三川
築城年 : 戦国期
形  式 : 平城(居舘) 
遺  構 : なし
訪城日 : 平成22年4月25日

歴   史
三川には、田中吉政の砦があったとの云い伝えがある。
吉政は、はじめ宮部継潤に仕え、のち豊臣秀吉に仕えて豊臣秀次の付け家老となり近江八幡城に在城し3万石を領した。天正18年(1590)には、三河岡崎城主して5万7000石を与えられた。秀次失脚後、秀次に対する諫言などが認められ10万石に加増され、関ケ原の戦では東軍に属し、石田三成を捕らえた功により筑後柳川城主32万石を与えられた。

構造と感想
城地について地元にはっきりした伝承は残っていないが、集落の北東の小字城形、あるいは堀ノ北・内形・堀ノ前・堀ノ東あたりと推定されている。
三川還来寺には、田中吉政が慶長19年(1615)5月15日に先祖の菩提を弔うため寄進したと云われる打敷が伝来している。

道 案 内
県道37号線の長浜IC口交差点を西に330m程行った山階町東交差点で右折し、北に県道510号線を道なりに3.9km程行って西に左折する。県道275号線に入り、720m程行くと玉泉寺前に至る。玉泉寺裏(北側)の畑が字城形である。その東300mに堀ノ北等の小字名が残る

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