No25424−06 長野城 (ながのじょう)       

土塁跡か 堀跡か巨大な酒蔵

城郭の概要                  
別  名 : 中村城
所在地 : 愛知川町長野
築城年 :
形  式 : 平城(居館)
遺  構 : 土塁、堀跡、
訪城日 : 平成25年8月4日

歴   史
「近江愛智郡志」には中村邸址として中村掃部・同宮内少輔等の武士あり、戦国時代著名の家なりとある。中村氏は、当初長野氏を称したていたが、居館が長野中村に存していたことより中村氏を称したとされる。また、永禄3年(1560)中村道心兵衛は朝妻城に在番中、浅井氏の臣、嶋新右衛門に討ち取られたとの記録が残っている。
なお、中世城郭分布調査で長野に大門城、長野(中村)城、堀城の存在が報告されており、堀城が長野西小字福泉寺に比定され、「堀」や「城山」の通称が残されている。

構造と感想
長野城は大瀧神社一帯とされるが、遺構は残存していない。
なお、大瀧神社の南と東に隣接する藤井酒蔵本家の土造りの酒蔵は、巨大で圧倒される。是非一見されたい。

道 案 内
名神高速道路を出た原町交差点を右折して国道306号に入る。国道306号を北西に750m程行った外町交差点で左折して国道8号線に入る。国道8号を南に11.1km程行った長野交差点で右折する。町道を西に400m程行った右手の大瀧神社一帯が城跡である。

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