No25383−14 小谷城 (こたにじょう)       

土塁 削平地

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 蒲生郡日野町小谷
築城年 :
形  式 : 平山城
遺  構 : 土塁
訪城日 : 平成23年2月12日

歴   史
蒲生氏が室町時代中期に本城を音羽城へ移すまで、この地にあった小谷(山)城が蒲生氏の本城であったと云われている。本城の移転後は、蒲生氏の分家であった小谷氏が在住したとされる。
なお、蒲生郡志に「小谷城趾は北比都佐村大字小谷に在り、(中略)、同族和田氏の邸も此地に在りたりといふ」と記され、小御門の小字「岨」に和田屋敷の地名があることから、小谷城はこの付近とも考えられている。

構造と感想
小谷集落の東、日野川東岸に沿って南北に延びる丘陵が張り出した先端部に鎮座する竹田神社と円林寺の一帯が小谷城跡ではないかとされている。
竹田神社と円林寺の間に高さ約2.5m、長さ約10mの土塁や竹田神社裏の竹藪に削平地が見られるが、城郭に関連する遺構かは定かでない。

道 案 内
名神高速道八日市インターを下りて国道421号を東の永源寺方面に進み、2.4km程行った国道307号との(御園)交差点を右折し、国道307号に入る。南に9km程行った松尾北交差点を右折する。国道477号に入り西に2.1km程行った小御門集落の先の近江鉄道踏切手前で右折し、近江鉄道沿いに北西に870m程北西に進む。突き当たりのT字路を右折し北東に90m程行き、右手の坂道を上り丘陵上に出たと所の竹田神社・円林寺周辺が城域である。

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