No25343−10 桜生出城 (さくらばさまでじろ)       

上段東方向と巨石 中段西方向

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 野洲郡野洲町小篠原
築城年 :
形  式 : 平山城(標高140m)
遺  構 : 竪堀、腰郭、
訪城日 : 平成23年2月19日

歴   史
桜生城の死角を補い街道監視の砦として機能していたと考えられているが、詳細については不明である。

構造と感想
桜生城の北北東270m程の国道8号線沿い東側丘陵上に位置しており、東山道を見下ろすことが出来る。
細い東西方向の尾根上を削平し、東から西に三段の郭を連続させている。東端に巨石があり城外の急斜面となるが、その先が土取りで破壊されており、堀切等の遮断施設の存否は不明である。なお、北東面に竪堀が入れられている。
全体的に遺構は、風化が進んでいるのか不明瞭で鋭さに欠ける。

道 案 内
 北西方向よりの遠景
名神高速道竜王インターを下りて国道477号を北に4.2km程行った西横関交差点で左折し国道8号線に入る。国道8号を南西に4.9km程行った希望が丘文化公園入口の立体交差を越えて210m程行くと左手にゴルフ練習場とJAプロパンガスセンタ−があり、そのプロパンガスセンターの南西背後の丘陵頂部が城跡である。駐車は国道8号のプロパンガスセンタ−前に余裕地がある。登城は、南西側斜面を直登した。
                      

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