No25203-12 大東舘 (おおひがしやかた       

東側の土塁・堀 南側の堀

城郭の概要
別  名 :
所在地 : 長浜市大東町
築城年 : 不詳
形  式 : 平城(居舘)
遺  構 : 堀、土塁          
訪城日 : 平成22年4月25日

歴   史
宮川(現長浜市宮司町)の土豪・垣見氏の分流の屋敷跡であるとされる。
大東の垣見氏の名は、享禄4年(1531)と天文2年(1533)の『総持寺文書』の中に登場する。

構造と感想
遺構は、大東町の中心の小字西所地と中所地に跨って所在している。
永禄3年(1560)の年紀が記された村絵図によると、北と東に土塁と堀が二重に巡り、西に堀と二重の土塁があった。虎口は南側で両脇は堀と土塁があった。
現在、北と西は、ブロック塀が設置され旧状を留めていない。東と南に土塁や堀の痕跡らしきものが残る程度で、邸内の過半は造成され屋敷跡の雰囲気は残っていない。

道 案 内
県道37号線の長浜IC交差点から西に550m程行った山科町交差点で左折する。県道510号線に入り南に1.2km程進んだ宮司町交差点で左折、東に220m程行った十字路で右折する。南に820m程行った十字路で左折し、東に440m程直進すると左手が圓明寺で裏手の空き地が屋敷跡である。その付近に駐車できる。

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