金ヶ原城  No24341−01 (かながはらじょう)       

郭内西方向 西側の空堀

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 三重郡菰野町千種字金ケ原2851〜56
築城年 :
形  式 : 平山城
遺  構 : 土塁、空堀、土橋、櫓台、
訪城日 : 平成25年2月23日

歴   史
城歴等の詳細は不明であるが、近くの千種城の支城でないかと考えられている。

構造と感想
金ヶ原城は、千種城の東約800mの標高113mの丘陵先端部に築かれている。
現在は、郭内に千種神社が鎮座し、その北、西、南側に土塁と空堀が残っている。しかし、東側は土塁も空堀も残っていないが、一段下がった道路が通っており、それが堀跡と推定されており、後世に破壊を受けたと考えられている。
残る空堀は、幅約7〜8m、土塁上からの深さは約5mにも及び、城の規模に比べると大きく迫力のある遺構である。土塁の南東端は、南に張り出し天端が広くなっており、西側に開く虎口を守る櫓台と思われる。

道 案 内
名神高速道関ヶ原インターを下りて国道365号を南方向に入る。南進して三重県に入って5km程で国道306号との交差点に至る。そこを直進し国道306号に入り8.6km程南進した別名交差点で右折する。引き続き国道306号を走り12.2km程行った奥郷南交差点を右折し、県道626号線に入る。県道626号を道なりに2.6km程行った十字路で左折し、県道762号線に入る。東に150m程行った十字路で右折し、その先90m程の右手が千種神社で城跡である。

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南側の土塁                西側の土橋