栗原城 No21361−04 | (くりはらじょう) |
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連理の榊と竹中重治蟄居地 | 連理の榊前の削平地 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : 長宗我部盛親陣 |
所在地 : 不破郡垂井町栗原 |
築城年 : 戦国期 |
形 式 : 山城陣城 |
遺 構 : 土塁、空堀、 |
訪城日 : 平成26年5月5日 |
◆ 歴 史 |
大永5年(1525)北近江の浅井亮政の美濃侵攻に対して、稲葉備中守通則、九茂某、国枝宗龍・貞次らが栗原山で迎え討ったが、逆に稲葉、国枝らが討ち取れている。 |
◆ 構造と感想 |
栗原山の標高210m〜220mの東山腹に南北約160m、東西約60mの範囲に削平地が広がっている。南部が九十九坊跡で、その一段上方に土塁囲いの方形区画があり、他の造りと異なることから長宗我部盛親が築いたと見られている。そして、帯郭で結ばれた北部が「連理の榊」と「竹中半兵衛重治閉居地」で、その入口は竪土塁で狭め、奥は広い削平地となる。この部分は、伝承に云う竹中半兵衛の閉居地をそのまま利用しているとされる。 |
◆ 道 案 内 | ![]() |
名神高速道の関が原インターを下りて国道365号を北に進み、国道21号線と交差する関ヶ原西町交差点で右折する。大垣方面に6.6km程行った宮代交差点で右折し県道215号線に入る。県道215号線を3.4km程南下して右側に「九十九坊・連理のサカキ」の案内板がある所で右折すると小型普通車がやっと通れる農道に入る。(左折すると八幡神社がある。)細い坂道を270m程上ると右の写真の清水寺公園前に至る。道路余白に駐車できる。 陣跡へは小さな案内板に従い公園の左手横から山道に入り、20分程で栗原九十九坊跡や竹中半兵衛隠居地に至る。 |
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![]() ![]() 連理の榊手前の竪土塁 坊跡上方の削平地と土塁囲い ![]() ![]() 栗原九十九坊跡の石塔群 坊跡 |