大将陣 No21210−04 | (たいしょうじん) |
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大将塚 | 帯郭 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 恵那市岩村町988 |
築城年 : 天正3(1575) |
形 式 : 丘城 |
遺 構 : |
訪城日 : 平成28年11月6日 |
◆ 歴 史 |
天正3年(1575)5月長篠の戦いで武田勝頼に大勝した織田信長は、直ちに嫡男・信忠に武田勢の秋山虎繁が籠る岩村城攻めを命じた。信忠は小丘に本陣を構え岩村城を5ヶ月に亘り包囲した。本陣の置かれた小丘を大将陣と呼ぶようになった。 なお、包囲により補給路を断たれた虎繁は冬も迫り城兵の助命を条件に降伏したが、虎繁夫婦や家臣の大島氏、座光寺氏はこの小丘で逆磔にされたと云われ、この五人を葬った大将塚が現在も残っている。また、助命を約束され信州を目指して城を出た城兵ら三千人は、木の実峠で織田方の伏兵に攻められ全滅したと云う。 |
◆ 構造と感想 |
大将陣は、岩村城の北西1.2km程の所にある小丘で、現在は公園となっており、南の先端に大将塚が建てたれている。 頂部は二段の平地になっており、北が少し高い。上段の北端には戦時中に監視所が設けられ、その跡とされる土壇が残る。斜面には帯状の段がニ、三段あるように思えるが、当時の遺構をどこまで留めるのか不明とされる。 |
◆ 道 案 内 |
中央高速道の恵那インターを下りて、恵那IC交差点で右折し県道68号線に入り、400m程先の坂の上交差点で左手に進む。引き続き県道68号線を270m程行き西神田交差点で直進し市道に入る。市道を700m程走ると神明交差点に至り、そこで右折して県道415号線に入る。県道415号を南へ340m程行くと国道19号との正家交差点に至り、そこを直進して国道257号に入る。国道257号を道なりに4.5km程行くと阿木川ダムに至り、引き続き国道257号を6.8km程進むと岩村町の一色交差点に至る。そこを直進し引き続き国道257号を道なりに1.1km程行くと裏山交差点に至り、そこを左折して国道363号に入り、540m程北上すると左手の小丘が陣跡である。 |
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