一乗谷館 No18201−06 | (いちじょうだにやかた) |
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義景館跡の唐門 | 義景館跡を上方より |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 福井市城戸ノ内町 |
築城年 : 永享年間(1429〜1441) |
形 式 : 城館 |
遺 構 : 堀、土塁、石垣、庭園、井戸、 |
訪城日 : 平成23年10月22日 |
◆ 歴 史 |
一乗谷城を参照 |
◆ 構造と感想 |
越前朝倉氏は、福井市街の南東約10km、足羽川へ注ぐ一乗谷川の下流端から上流へ約1.7kmに亘って城下町を形成し、上流側(南)に上城戸、下流側(北)に下城戸を設け、その城戸ノ内の中心部に居館を構えていた。 両城戸跡には、今も土塁が残り、特に下城戸は巨石を積み上げた石垣の壮大な桝形虎口が濠と共に残っている。 城戸ノ内のやや上流側、県道左手、一乗谷川右岸の山裾に三方を濠と土塁で囲繞された義景館跡があり、館正面の豊臣秀吉が朝倉義景の善提を弔うために寄進したものと伝えられる桃山様式の唐門を入ると、主殿・会所・茶室・庭園・厩舎などの平面復元がなされている。その南側一段高い一乗山の斜面に沿って、湯殿跡、中の御殿跡、諏訪館跡、北側に南陽寺跡などの遺構が発調査を基に復元整備され、土塁や石垣、空堀、庭園などを見ることが出来る。 そして、これらの遺構の一乗谷川を挟んだ対岸側には、塀に囲まれた重臣屋敷、武家屋敷や民家が発掘遺物に基づいて、リアルに復原されている。 これらの遺構を見ていると華々しい朝倉氏全盛期の栄華を肌身に感じられる。 |
◆ 道 案 内 |
北陸自動車道の福井インターを降りて国道158号の南東方向に入る。大野方面に向って3.3km行った天神交差点で右折し県道31号線に入る。200m程行って足羽川の橋を渡り終えて直ぐ左折し県道31号線に入る。県道31号線を1.2km程道なりに進むと左側に朝倉氏遺跡資料館があり、さらに600m程行って右折し県道18号線に入る。1.5km程先の左手が一乗谷館である。 |
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![]() ![]() ![]() 下城戸の外と内より ![]() ![]() 義景館の濠 中の御殿の石塁と虎口 ![]() ![]() 諏訪館の庭園 復原町並み |