大山出城  No26104−06 (おおやまでじろ)       

頂部主郭の北東方向 北側下段の大土塁

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 京都市左京区浄土寺大山町
築城年 : 
形  式 : 山城
遺  構 : 土塁、堀切、凹地、
訪城日 : 平成25年6月16日

歴   史
城歴等の詳細は不明である。

構造と感想
北側下段が大規模な土塁で三方を囲繞され、虎口と思われる開口から腰郭に通じるあたりは、城郭遺構らしいが、南側の頂部は、微かな馬蹄形の土塁が巡っているようにも思えるが、殆ど自然地形のようで、また、周囲が緩斜面でありながら防御施設も見当たらず、城跡とは思えない遺構である。

道 案 内
如意ヶ岳城の帰路に訪城する場合、府道101号線を東進し突き当たりの銀閣寺(慈照寺)総門前で左折する。北60m程先の八神社手前のT字路で右折し、東に90m程行くと朝鮮学校入口との分岐に至る。その右手の駐車場から谷筋に登山道が伸びており、それを登って行くと「国有林からのお願い」の大きな木製の看板が設置されている。看板裏の右側へ向かう階段から山道に入る。この先は大文字山(山頂が如意ヶ岳城)の小さな案内板に従い登って行き、急な長い石段下に出た所の左手に尾根筋を進む道が分岐している。如意ヶ岳城へは石段を登って先に行くが、中尾城へはこの分岐した道を行く。分岐道を下ると広い谷間に出る。ハイキングコースが交差しているが、直進方向(北)へ進み、一旦尾根に登り、尾根先端手前で右手に下る脇道を進むと中尾城に至る。中尾城の北郭から西に下る山道を進むと大山出城に出る。
なお、右手の駐車場から谷筋に登山道が伸びており、それを登って行くと左側の石垣が終わった所に案内板があり、中尾城に向け登れば途中に大山出城がある。 

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