No25522−02 角川砦 (つのかわとりで)       

細尾根の堀切 頂部平坦地の北面

城郭の概要                  
別  名 : 丸山城
所在地 : 今津町角川
築城年 :
形  式 : 山城
遺  構 : 土塁、横堀、堀切、竪堀、
訪城日 : 平成

歴   史
承久年間(1219〜21)頃に当地に住したと伝えられる角川氏に関係する城砦かと思われるが、詳細は不明である。

構造と感想
角川集落の北側を遮るように西方から東方に向け張出した尾根の頂部に築かれている。頂部はなだらかで、中央付近に東西方向の横堀を穿ち南側を一段高くした東西約15m、南北約10mの平坦地としている。平坦地の南下方に犬走と帯郭を設け、その西側に平坦地から土塁が伸び、先端部が櫓台状に広くなっている。土塁の先は、細尾根で鞍部、ピーク、堀切と続いている。
しかし、頂部全体を城域と見ると東側に防御施設が設けられておらず、城域の捉え方が難しい城砦跡である。また、明瞭性にも欠ける。

道 案 内
国道8号の木之本IC口交差点から敦賀方面の西方向に6.5km程行った塩津交差点で左折し国道303号に入る。国道303号を8.1km程走ると国道161号との野口交差点に至る。野口交差点を左折して国道161号に入り、今津方面に13.9km程行った弘川ランプで高架を下りて右折し、再び国道303号に入る。西に8.5km程行った保坂交差点を右手の国道303号に進み、1.5km程行ったトンネル手前で左手に下りる。下りたら右折し北に700m程で角川集落である。
私は登り道が分からなかったので、尾崎から直登しましたが急斜面で危険でした。下りてから地元の方にお聞きするとお寺付近から山に登る道があるようでした。

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