No25521−03 海津東内城 (かいづひがしうちじょう)       

願慶寺の屋根
  ↓
城跡付近

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : マキノ町海津
築城年 :
形  式 : 平城
遺  構 :
訪城日 : 平成25年5月5日

歴   史
城歴等の詳細は、不明である。

構造と感想

海津東内城は、大字海津の東部にある俗称で海津東町と呼ばれる一角に所在したと推定されている。明治期の地籍図で小字東内に畑地が宅地をコの字状に囲む一角が見られ、その東に七里半街道、南に浜街道、北に清水湖(奥田湖)があった。清水湖は、湖岸線沿いの陸部と七里半街道沿いの谷間に入り込むL字状をした大きな内湖で、庄境川と中ノ川で琵琶湖に通じていた。このL字状の角が小字北ノ端で、「馬渡り」や「北の橋」の孫字名が残り、この地と内湖の間付近を俗に「だいもんじゃ」と称されるらしく、居城の存在が推測されている。
しかし、現在は、何らの遺構も残っておらず、城跡の雰囲気は全くない。


道 案 内
国道8号の木之本IC口交差点から敦賀方面の西方向に6.5km程行った塩津交差点で左折し国道303号に入る。国道303号を8.1km程走ると国道161号との野口交差点に至る。野口交差点を左折して国道161号に入り、今津方面に3.5km程南進すると塩津交差点に至る。左折して県道557号線に入り230m程東進すると願慶寺前に至る。そこで車を降りて西に入る路地を110m程西進し、左手の橋を渡り南に90m程行った付近一帯が城跡とされる。

TOPへ 戻る