No25521−02 | 海津城 | (かいづじょう) |
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方形の内湖 | クランクに曲る水路と石垣 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : 海津西内城 |
所在地 : マキノ町海津字西内 |
築城年 : 戦国期 |
形 式 : 平城 |
遺 構 : 堀、 |
訪城日 : 平成25年5月5日 |
◆ 歴 史 |
海津城は、『浅井三代記』には海津政元の居城であったと伝える。この政元の出自は、田屋氏で後に浅井氏に入った浅井明政を指すと推定されている。 海津氏は、田屋氏と同様に浅井氏に従い、元亀元年(1570)から天正元年(1573)の間に織田氏に攻められて落城したと考えられている。 江戸初期の慶長期には、幕府代官の白崎氏の居館が、天明6年(1786)以降は大津にあった大和郡山藩(柳沢氏)の代官所がこの地に移されたと伝えられている。 |
◆ 構造と感想 |
海津城は、大字海津のほぼ中央に位置する小字西内にあったとされ、現在はマキノ東小学校の敷地となっている。明治期の地籍図では、学校敷地の東部に大きな中島があり、内湖(清水湖)と琵琶湖を結ぶ2つの水路が中島を囲んでいた。この二つの水路の合流点が、現在の校門前にあたり、方形の内湖として残っている。この内湖や内湖に入るクランク状の水路、石垣(江戸期の)、校門の前の土塁痕様の土壇に往時の雰囲気が残る。 |
◆ 道 案 内 |
国道8号の木之本IC口交差点から敦賀方面の西方向に6.5km程行った塩津交差点で左折し国道303号に入る。国道303号を8.1km程走ると国道161号との野口交差点に至る。野口交差点を左折して国道161号に入り、今津方面に3.5km程南進すると塩津交差点に至る。直進し400m程行って左折し、路地を130m程入った所がマキノ東小学校で、城跡である。 |
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