　No25504－09

沓掛北砦

（くつかけきたとりで）　　　　　　　

主郭と北郭間の箱堀

主郭

◆ 城郭の概要	土橋
別　名：
所在地：西浅井町(上)沓掛
築城年：
形　式：山城（標高254．7ｍ）
遺　構：堀、土橋、堀切、
訪城日：平成26年3月23日

◆ 歴　　史

城歴の詳細は､不明である。

◆ 構造と感想

尾根先の標高254．7ｍの頂部から南東方向に並行して二本の支尾根が伸びている。この頂部と支尾根が城域である。
頂部が北郭で北東端を堀切で遮断し､北西と南西側は谷へ落ちる急斜面で､南東側は箱堀で主郭と隔てられている。主郭は27ｍ×18ｍの削平台状地と南側の腰郭から成り､その周囲は箱堀に囲繞され､北東側と南東側は足入り状の箱堀になっている。主郭南西側の箱堀を介した支尾根も削平されている。
この城は､自然地形を巧みに活かし､防備を固めた縄張りと云える。しかし､やや奥まった山間地に位置しており､街道監視の役割を担ったのか疑問が残る。

◆ 道案内

道路脇の空き地

国道8号の木之本ＩＣ口交差点から西に国道8号を11．1km程道なりに行った沓掛バス停の左手側に神明社(その背後の丘陵上が沓掛西砦である。)が鎮座している。神明社を通り過ぎ400ｍ程先に行くと右側道路脇に空き地がある。空き地に駐車し､空き地奥から伸びる山道に入り､直ぐ左に曲がり沢を渡り西側の尾根裾を谷奥に向かって登っいく。谷が二股に分岐する付近にピンクのテープが付けられており､左に入る道がある。そちらの道に入ると直ぐ城跡に至る。

◆

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