No25481-20 東野舘 (ひがしのやかた       

南側の土塁 西の虎口

城郭の概要
北側の空堀
別  名 : 東野氏舘跡
所在地 : 東浅井郡浅井町東野
築城年 : 室町期
形  式 : 平城(居舘)
遺  構 : 土塁、堀、虎口      
訪城日 : 平成22年2月13日            

歴   史
浅井氏家臣の東野左馬之介行成、子息左馬之介行信、東野与介等が居住した東野氏の舘跡である。伊香郡余呉町東野にも御屋敷と呼ばれる東野氏の舘跡があり、不明な点もある。

構造と感想
東野集落の北東部の林地に所在するが、神社地や農耕地あるいは水害等で遺構の破壊が進んでおり、舘の範囲や中枢部の決定が難しいようである。
現在、バイパス道路の西側に比較的明瞭な土塁と空堀が残っている。土塁の各角部には櫓台と思われる土壇が設けられている。
バイパス道路の東にも舘地は広がっているが、残存遺構は明瞭でない。

道 案 内
県道37号線の長浜IC交差点から東に3.6km程行くと国道365号の国道東上坂交差点に出る。その交差点を左折し、国道365号線を北西に2.7km程進んだ草野川橋南詰交差点で右折して、県道273号線に入り草野川沿いを2.4km程東進すると左への緩やかなカーブに至る。カーブの所がY字路になっており、そこを右折し南に30m程行き左折する。東に道なりに110m程行った左手に愛宕神社があり、神社の東側一帯が城跡である。城跡はバイパス道路で分断されている。

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