No25461−17 市場城 (いちばじょう)       

残存土塁 北東よりの遠景

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 山東町市場
築城年 :
形  式 : 平城
遺  構 : 土塁、空堀
訪城日 : 平成23年12月3日

歴   史
市場城の城歴など詳細は不明である。

構造と感想

大字市場の中央にある市場会議所前の道路を挟んだ北側一帯(東西約100m、南北約100m)に北屋敷、同会議所の西側一帯(東西約140m、南北約100m)に南屋敷の存在が推定されている。
北屋敷は、北面に二重、三重の土塁を構え外から遮断され、その東西端部から南へと伸びる土塁が僅かに残っており、館の周囲を囲繞していたものと思われる。
南屋敷は、本郭と考えられる外画に低い土塁が残存するようである。東、西、北面には水路も流れる。南面の一部に横矢掛かり状の折れが見られるとされる。
しかし、現地に立つと遺構の残りは極一部で、全体の縄張りを想像するのは難しい。


道 案 内
県道37号線の長浜IC口交差点を東に3.6km程行った東上坂交差点で右折する。国道365号に入り南東に1.7km程行った村居田交差点で右折し、市道を南東に道なりに2.0km程行くと市場交差点に出る。交差点を直進し、270m程先のY字路を右に進み、南に300m程行った左手に光専寺の東が城跡である。寺の背後から東に土塁が残る。

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