No25461-11 西山城 (にしやまじょう)       

麓の新幹線沿い土塁 山上の城址碑

城郭の概要
別  名 :
所在地 : 坂田郡山東町西山
築城年 : 不詳
形  式 : 山城(標高226.2m) 
遺  構 : 土塁、竪堀、
訪城日 : 平成22年2月13日

歴   史
詳細は不明である。

構造と感想
南斜面中腹の竪堀

大字西山は、佐々木が四氏に分流した時、信綱の嫡子・重綱に分与された大原荘の最南端に位置し、背後の山を源氏山とも呼び、源氏山の源氏は佐々木源氏に通じているのかもしれないが不明である。
山頂の遺構は、四阿が設置されており改変の可能性が高い。南尾崎の観音堂の南西上方に20m×10mの土塁を伴った舌状の郭があったが、現在では平坦な広場で擬木柵が設けられ、興醒めである。舌状郭の南西下方には、竪堀が見られる。

南西麓には、居館跡と思われる三角形で背後が崖で、東と西の二方に明瞭な土塁を伴う郭が残る。東端部は、竪土塁で仕切られている。
なお、中世城郭分布調査では、東側の集落を城郭遺構に比定し、南西側山麓遺構に一切触れていないのは何故だろうか ?


道 案 内
南東尾根中腹の郭
国道21号米原IC口交差点を東・大垣方面に3.9Km程行った一色交差点を左折し、県道19号線に入る。北3.5Km程先で新幹線を越え、430m先の北方北交差点で右折し、県道244号線に入る。東1.4Km程先の新幹線手前で左折して側道に入る。直ぐ左手が源氏山で、新幹線沿いに土塁が100m程続いている。そこが麓の居館跡で、その50m先にJRの変電所あり、西側から遊歩道で源氏山へ登れる。付近に駐車可能である。
                              

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