No25442-03 | 在士館 | (ざいじやかた) |
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高虎公の銅像 | 残念石 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 甲良町在士 |
築城年 : 不詳 |
形 式 : 平城(居館) |
遺 構 : - |
訪城日 : 平成22年4月11日 |
◆ 歴 史 |
「大洞弁天当国古城主名札」は、犬上郡在士村屋敷主を「藤堂家祖先」とする。 在士村の名称は、井伊直孝(彦根藩二代藩主)が藤堂高虎の名を尊んで寛永年間に「藤堂村」から改めたと伝わる。 藤堂高虎は、江北の戦国大名の浅井氏に仕えたが、浅井氏滅亡後は浅井氏旧臣の阿閉貞征や磯野員昌に仕え、やがて近江を去り織田信澄に仕えたが長続きせず、秀吉の弟・秀長に仕えるようになった。秀長が死んだ後、関ヶ原の戦いでは家康に従い、軍功を認められ今治20万石の城主となった。外様大名でありながら譜代大名格(別格譜代)として重用され、後に伊勢津藩24万石から伊賀上野藩32万石の大大名となった。 |
◆ 構造と感想 |
在士館は藤堂高虎の出生の地とされる。現在は「高虎公園」として整備されているが、遺構は何も残っていない。 公園には、池の中央に藤堂高虎公の銅像があり、公園正面に大阪城築城の際に使われなかった藤堂家刻印入りの残念石などが展示されている。 |
◆ 道 案 内 |
名神彦根ICを出た国道306号の原町交差点を東の多賀方面に道なりに2.9km程行った中川原交差点で右折する。県道330号線に入り、南に1.4km程行ったT字路を右折する。県道224号線を西に440m程走った先の土田南交差点で左折し、直ぐ踏切を渡る。県道330号線を南に3km程行くと右手にスーパーや銀行があり、その南東角を右折して150m程先の右手が「高虎公園」で館跡である。 |
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