No25424-05 | 畑田城 | (はたけだじょう) |
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土塁と堀 | 土塁 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 愛知川町畑田 |
築城年 : 不詳 |
形 式 : 平城(居館) |
遺 構 : 土塁、堀 |
訪城日 : 平成22年7月10日 |
◆ 歴 史 |
滋賀県刊行の「淡海の城-滋賀県中近世城郭分布地図-」に城主・羽柴長兵衛と記されるが、その出典は不詳のようである。 |
◆ 構造と感想 |
畑田集落の北側、天一神社の北背面に東西200mにわたって土塁や堀が残っている。土塁の規模や軸線のズレなどから5区画に分かれるとされ、中心となる郭は北に張り出た中央の2区画とされる。中心郭の両側に軸線が南にズレる副郭が東に1区画、西に2区画付加されている。 特に中央2区画の西の区画は、藪の中に土塁・堀・井戸が完全な形で残っている。その土塁は高さが2m、基底部幅が5m、堀は幅が2m、深さが1~1.5mを測る。さらに土塁南側裾に直径1m、深さ2.2mの石組み井戸が残っている。これは上記の覚書に記された様子と一致している。 また、中心郭の東の区画には北への開口部があり、虎口と考えられている。 しかし、南部は近世以降の開発により崩されており、全体の規模は不明である。 |
◆ 道 案 内 | ![]() 中央に蓋された井戸 |
名神彦根ICを出た国道306号の原町交差点を西に770m行った国道8号の外町交差点を左折する。国道8号を南に13.2km程行った御幸橋北交差点を左折する。県道213号線に入り、東に460m程行ったY字路を左斜めに進む。道なりに1.9km程行くと平居交差点で直進し、410m先の左手に天一神社があり、鳥居の傍に説明版がある。城跡遺構は、神社の裏手である。 |
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