No25424-02 愛知川館 (えちがわやかた)       

南側の堀跡 宝満寺本堂

城郭の概要
別  名 :
所在地 : 愛知川町愛知川
築城年 : 不詳
形  式 : 平城(居館)
遺  構 : 堀
訪城日 : 平成22年7月10日     

歴   史

佐々木行定の子・四郎家行が愛知川館に居し、以後愛知氏を称した。
館跡は、現在の宝満寺一帯に比定されている。同寺の西と南に大きな堀跡があること、また、同寺付近には阿弥蛇屋敷なるものがあること、さらに文化5年(1808)6月宝満寺後の庭地下より古銭一万個が出土したと云い、いわゆる埋納銭(備蓄銭)であり、これらを傍証とし比定したそうである。


構造と感想
宝満寺の南側に隣接する八幡神社との間および西側の国道との間に幅2m、深さ2m程度の空堀が残る以外に遺構らしきものは見当たらない。
なお、寺の西側の石垣は、国道の築造により改変を受けた可能性が高いと思われる。

道 案 内            
名神彦根ICを出た国道306号の原町交差点を西に770m行った国道8号の外町交差点を左折する。国道8号を南に12km行った愛知川交差点を100m程越えた左手が宝満寺で館跡である。

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