No25424-01 | 市村城 | (いちむらじょう) |
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中間の土塁 | 西側の土塁 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 愛知川町市 |
築城年 : 不詳 |
形 式 : 平城(居館) |
遺 構 : 土塁、横矢掛かり |
訪城日 : 平成22年5月9日 |
◆ 歴 史 |
「近江愛智郡志」によると、足利末期に市村家は豊後守を宗家とし、四郎兵衛家、八郎右衛門家、右衛門家の四家があったとされるが、その他の詳細は不明である。 |
◆ 構造と感想 |
市村城の遺構は、市集落の北辺に土塁が残されている。この土塁は、東西75m、西端で南へ20m屈曲し、中央で南へ30m屈曲している。少なくとも2つの方形区画の存在が推認できる。また、北西部では土塁にL字状の屈曲が認められ、戦国時代後半に出現、発達した横矢掛かりで、軍事的に発達した姿を示すとして評価されている。 なお、南西部の願宗寺付近にも土塁と空堀があり、同族の屋敷が集落内に散在していたと見るか、一つの城と見るかで、城域の広さが大きく異なってくる。 |
◆ 道 案 内 |
名神彦根ICを出た国道306号の原町交差点を西に770m程行った国道8号の外町交差点を左折する。国道8号を南に11.1km程行った長野交差点で左折し、県道28号に入る。東に300m程行った沓掛交差点で右折し、90m程先のY字路を左方向に、次の70m程先のY字路を左方向に進む。その先450m程行った十字路を左折し、北に200m程行き小さな十字路を左折する。西に50m程進めば左手に土塁が見える。 |
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