No25401−13 市原野白鳥社城 (いちはらのしらとりしゃじょう)       

北側の土塁 郭内の北西方向

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 神崎郡永源寺町市原野
築城年 :
形  式 : 平城
遺  構 : 土塁、虎口、堀
訪城日 : 平成

歴   史
歴史については、不明である。
なお、白鳥神社には応永年間以降の年号刻印の鰐口や社記があり、中に鈴鹿下野守、信濃守、筑前守、周防守らの名が見られるが、これは城主ではなく、吉田ト部神道筋のものでないかとされる。 

構造と感想
白鳥神社の境内を囲み土塁と堀跡が巡っている。規模は、北側土塁が40m以上、西側が半ばで屈曲するが40m以上、高さが1.5〜2.5mである。南側にも土塁の痕跡が残っている。
市原野城との位置関係やその間に溝が巡る区画が見られることから群郭式城館が想定されている。

道 案 内
名神高速道八日市インターを下りて国道421号を東の永源寺方面に進み、2.4km程行った国道307号との(御園)交差点を右折し国道307号に入る。南に1.2km程行った瓜生津町交差点を左折し県道170号に入る。東に2.3km程行った恩通寺手前の十字路を右折し、奥に70m程入った公民館付近が市原野城跡で、さらに南に70m程行きT字路を右折する。西に100m程行った先の突き当たりが城跡である。

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