No25367−10 | 朝宮城山城 | (あさみやしろやまじょう) |
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北西より望む | 主郭の虎口 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : 赤松城 |
所在地 : 信楽町下朝宮字間ヶ谷、田中ノ垣内、四郎太郎、高皿 |
築城年 : 戦国時代末期 |
形 式 : 山城 |
遺 構 : 土塁、堀切、畝状空堀、虎口 |
訪城日 : 平成 |
◆ 歴 史 | |
『近江與地志略』は、赤松満祐が伊賀攻めの際にとどまったという説を記しており、赤松城とも呼ばれるが、遺構は戦国時代の特徴を示し、構造が大和国に見られることから、築城者を松永久秀方とする見解がある。 これは、松永方が大和と南山城を勢力下に置きつつ、永禄年間(1558〜70)には織田信長方として六角氏や湖南の一向一揆を牽制するため近江南部に侵攻しており、また、元亀年間(1570〜73)には甲賀・伊賀に逃れていた六角氏や多羅尾氏とともに反織田信長連合を形成し、甲賀方面での軍事行動を活発に行っていることからである。 |
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北西端の堀切 | 南郭の南方向 |
◆ 構造と感想 |
朝宮城山城は、京都府と境界を接する信楽町下朝宮集落の南東、標高361mの通称「城山」の山頂に築かれている。 |
◆ 道 案 内 | |
新名神高速道路を下りた信楽IC交差点を右折し、国道307号を南に向かう。道なりに6.5km程行った長野交差点を右手に曲がり、ここから国道307号を8.1km程道なりに進むと右手に右の写真の製茶工場があり、その対面側の個人建物の背後から山道を登ると城跡に至る。 | ![]() |
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