No25367-01 神山城 (こうやまじょう)       

西側の竪堀と竪土塁 西面の土塁

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 信楽町神山字城山
築城年 :
形  式 : 丘城
遺  構 : 土塁、堀、
訪城日 : 平成23年10月9日

歴   史
神山城は、神山集落を支配した領主の居館と考えられているが、詳細は不明である。

構造と感想
神山城は、信楽町神山集落の中央、大戸川と南川が合流する南東側の「城山」と呼ばれる丘陵先端部に築かれている。
主郭は、グランドの造成により東部が大きく破壊されているが、西側から南側にかけてL字状に土塁が残っている。土塁の残存状況と現状地形から甲賀で一般的に見られる単郭方形の城館であったと思われる。なお、主郭の南側に一段下がった畑となっている長方形の区画があり、これも郭と見られている。東側は尾根続きで北から谷が入り込み狭隘になっており、堀切や横堀で遮断していたものと思われる。
現状を見るとグランドは使用されていないようで、今から考えると計画性のないままの遺構破壊になっている。一度破壊されれば、元に戻せない。後悔先に立たずですね。

道 案 内
新名神高速道路を下りた信楽IC交差点を右折し、国道307号を南に向かう。道なりに6.5km程行った長野交差点を右手に曲がり、そこから国道307号をさらに1.8km程行った立石橋交差点で左折する。国道422号に入り道なりに2.2km程行った神山交差点で右折し県道334号線に入る。県道を130m程入った左手側に鋭角に曲がり上る坂道があり、それを登り切ったグランドが城跡である。

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