No25366−36 | No25366−37 | ||
馬杉城 | 馬杉支城 | ||
(ますぎじょう) | (ますぎしじょう) |
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馬杉城 帯郭 | 馬杉支城 西面の土塁 |
◆ 城郭の概要 | ◆ 城郭の概要 | |
別 名 : | 別 名 : | |
所在地 : 甲南町上馬杉字針間、南谷 | 所在地 : 甲南町上馬杉字針間、南谷 | |
築城年 : 室町期 | 築城年 : 室町期 | |
形 式 : 丘城 | 形 式 : 丘城 | |
遺 構 : 土塁、 | 遺 構 : 土塁、堀切、 | |
訪城日 : 平成24年4月29日 | 訪城日 : 平成24年4月29日 |
◆ 歴 史 |
・・・・馬杉城・・・・は、詳細不明であるが、在地土豪の馬杉氏に関係する城か。 |
◆ 構造と感想 |
・・・・馬杉城・・・・は、甲南町上馬杉集落の西端に南西側丘陵から北東へ張り出した尾根の先端頂部に築かれている。構造は、主郭とその南東側に二段の帯郭が取り巻いている。主郭の南西面には、高さ約4mの削り残しの高い土塁が、北東面にも低い土塁が残っている。南西面の土塁は、高さも高く、天端巾も広く、櫓台に使用されたと思われる。なお、南西側は道路敷設で大きく削り取られ、堀切は失われている。北東面の土塁の両端は、削り均されているようで、虎口などは不明となっている。 ・・・・馬杉支城・・・・は、馬杉城の南隣の細尾根に築かれている。削平が不十分で傾斜や段差があり、遺構は不明瞭である。西側に敷設された道路端から東へ緩やかに傾斜した地形が30m程続き、南北方向に堀切を設け先端部を区画している。堀切の東側に土塁が築かれ、約30m四方の緩やかに傾斜し、北東一画が一段低くなった区画が続いている。その先にも台形状の平坦地がある。 しかし、残る遺構から城の構造を推測することは困難である。 |
◆ 道 案 内 | ||
・・・・馬杉城・・・・は、新名神高速を下りた甲南IC口交差点を右折し、広域農道に入る。広域農道を南に道なりに4.3km程行くと野川南交差点に至る。同交差点を直進し、県道134号線から135号線を道なりに1.4km程走ると右側にタッチする道路とのT字路がある。このT字路で右折し50m程先の浅野川を渡った南詰めを左折し堤防道路に入る。上流に60m程遡った右手の尾根先端から尾根伝いに80m程登ると城跡に至る。 ・・・・馬杉支城・・・・は、上記のT字路を直進して100m程行き右折する。220m程道なりに南進して、最初の住宅と次の住宅の間から尾根先に取り付けば城跡である。 |
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馬杉城 南西土塁の内側 | 馬杉支城 背後の堀切 | |
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馬杉城 東からの遠景 | 馬杉支城 東からの遠景 |