No25366−18 No25366−19
小谷城 小出城
(こたにじょう) (こいでじょう)

小谷城 背後の土塁 小出城 背後の堀切

城郭の概要                 城郭の概要
別  名 : 別  名 :
所在地 : 甲南町池田字奥ノ谷 所在地 : 甲南町池田字鍛冶屋川
築城年 : 室町期 築城年 : 室町期
形  式 : 丘城 形  式 : 丘城
遺  構 : 土塁、 遺  構 : 土塁、堀切、坂土塁、虎口
訪城日 : 平成24年5月5日 訪城日 : 平成24年5月5日

歴   史

・・・・小谷城・・・・は、詳細不明であるが、在地土豪の池田氏に関係する城か。
なお、佐々木南北諸士帳』に 池田城主 佐々木随兵清和源氏池田太郎定信、 池田城主 後に信長随兵トナル池田庄三郎亘輝、 池田城主 其後備前北方住国主トナル青木筑前 の名が見える。
・・・・小出城・・・・は、詳細不明であるが、在地土豪の池田氏に関係する城か。


構造と感想
・・・・小谷城・・・・は、甲南町池田のうち小谷集落の西側、杣川に注ぐ大日川により形成された谷の入口に立地している。北東にのびる小さな尾根の先端部を10m×15m程削平し、丘陵続きの背後に高さ1.5m程の土塁状の高まりを設けた簡単な造りの城である。
地元では「シロヤマ」と呼ばれるが、城郭と断定できないような遺構との評価である。
・・・・小出城・・・・は、小谷城と谷を挟み東側に位置する。地元では「シロヤマ」と呼ばれる。北東にのびる小さな尾根の先端部に東西約45m、南北50mの主郭を置き、背後は両側から谷が入り込み細尾根の鞍部となるが、堀切を設け遮断を行っている。北面と西面に土塁がめぐり、北西隅が最も高く約4mを測る。西面中央付近に土塁の開口部があり、搦め手の虎口の可能性が指摘されている。東側は坂土塁で集落に通じている。現在は畑地になっているが、最近まで建物が建っていたようです。

道 案 内
・・・・小谷城・・・・は、新名神高速を下りた甲南IC口交差点を左折し、広域農道に入る。広域農道を北に540m程行った新治口交差点で右折し、県道337号線に入る。県道337号線を東に道なりに980m程行った十字路で左折し、県道133号線に入る。県道133号線を北に1.2km程行った竜法師交差点で右折し、県道4号線に入る。県道4号線を東に1.7km程行った池田交差点で右折し、東に1.4km程行った八田集落手前の十字路で右折する。南西に340m程入った大日池手前の右手に分岐する細い道に入る。その80m程先の右手が城跡である。
・・・・小出城・・・・は、大日池手前の小谷城への分岐から南に95m程行くと右手に集落内に入る道がある。その道を入り、直ぐの十字路を左折して道なりに70m程進むと右手建物の間にスロープが見える。スロープを登り切った畑が城跡である。

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小谷城 東より 小谷城 北側の土塁
小谷城 北東より