No25366−16 No25366−17
野尻城 野尻支城
(のじりじょう) (にじりしじょう)

野尻城 西側の堀と土塁 野尻支城 北側の土塁

城郭の概要                 城郭の概要
別  名 : 別  名 :
所在地 : 甲南町野尻字大西    所在地 : 甲南町野尻字上出   
築城年 : 室町期 築城年 : 室町期
形  式 : 平城 形  式 : 平城
遺  構 : 土塁、空堀 遺  構 : 土塁、空堀
訪城日 : 平成24年5月5日 訪城日 : 平成24年5月5日

歴   史

・・・・野尻城・・・・は、室町時代に築かれたとされるが、詳細は不明である。
・・・・野尻支城・・・・は、室町時代に築かれたされるが、詳細は不明である。


構造と感想
・・・・野尻城・・・・は、甲南町野尻集落の北西、浅野川と杣川の合流点南の河岸段丘上の縁辺部に築かれている。構造は、約40m四方の郭を高さ約3mの土塁と深さ約1.5mの堀が囲繞していたと思われ、現在も民家の北側に「コ」の字状に土塁と堀が残っている。民家前面の南辺にも深さ約50cmの堀状の窪地がみられる。
なお、南辺の堀状窪地の対面にも、高さ1m弱の低い土塁が東西方向に10m程残っており、複郭構造であった可能性も指摘されている。
・・・・野尻支城・・・・は、甲南町野尻集落の東方、北に杣川を見下ろす微高地の縁辺部に位置している。構造は、個人宅の敷地を高さ約1.5mの土塁が東西35m、南北20mにわたり「コ」の字状に土塁が残存している。北西隅の土塁外側には、深さ1m程の堀が残り、堀の外周にも高さ約50cmの土塁がある。さらに、北東の段丘縁辺部に高さ1.5mで東西に15m程の長さで残っており、複郭構造であった可能性も指摘されている。

道 案 内
・・・・野尻城・・・・は、新名神高速を下りた甲南IC口交差点を左折し、広域農道に入る。広域農道を北に540m程行った新治口交差点で右折し、県道337号線に入る。県道337号線を東に道なりに980m程行った十字路で左折し、県道133号線に入る。県道133号線を北に1.2km程行った竜法師交差点で右折し、県道4号線に入る。県道4号線を東に650m程行った十字路で右折し、30m程先で右手の細い道に入る。西に50m程入った右手の住宅が城跡である。
・・・・野尻支城・・・・は、新名神高速を下りた甲南IC口交差点を左折し、広域農道に入る。広域農道を北に540m程行った新治口交差点で右折し、県道337号線に入る。県道337号線を東に道なりに980m程行った十字路で左折し、県道133号線に入る。県道133号線を北に1.2km程行った竜法師交差点で右折し、県道4号線に入る。県道4号線を東に1.3km程行った野尻交差点で右折し、40m程先で右手の細い道に入る。西に50m程入った左手が城跡である。

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野尻城 南側の堀跡と土塁 野尻支城 北西隅の堀と外側土塁
野尻城 南よりの全景