No25343−11 市三宅城 (いちみやけじょう)       

北東側の土塁 南東側の土塁と虎口

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 野洲郡野洲町市三宅
築城年 :
形  式 : 平城
遺  構 : 土塁、櫓台、空堀、虎口、井戸
訪城日 : 平成22年9月20日

歴   史
三宅氏の居館とされるが、詳細については不明である。

構造と感想
井戸跡
近年、市三宅城跡は公園化の整備が行われ、見学しやすい状態になっている。
遺構は、北西部分が三分の一程度失われているが、単郭方形の城郭であったと思われる。周囲には巾の広い土塁が廻り、北東側の残りが良い。また、土塁の外側に空堀も廻り北東と南西側が薄っすらと残っている。虎口は南東側に平虎口が開き、郭内の北東部中央には、井戸があったようである。          

道 案 内
名神高速道竜王インターを下りて国道477号を北に4.2km程行った西横関交差点で左折し国道8号線に入る。国道8号を南西に6.1km程行った小篠原交差点で右折し、県道155号線に入る。北西に新幹線、JR琵琶湖線を越えて970m程行った久野辺交差点で左折する。県道2号線に入り、南西に1.1km程行くと市三宅交差点で、その交差点を右折する。南西に460m程行って市三宅集落内へ右折する。集落内の路地を左手の安楽寺を過ぎて市三宅公民館まで行く。公民館の対面南東側の民家奥に城跡がある。公民館に駐車可能である。 

TOPへ 戻る