No25204-05 北津田城 (きたつだじょう)       

主郭を西方向に見る 南東尾根の石垣

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 近江八幡市北津田町
築城年 : 不詳
形  式 : 丘城(標高110.1m)
遺  構 : 土塁、石垣、
訪城日 : 平成22年8月15日

歴   史
詳細は不明である。
なお、宅地造成工事中に中近世の陶磁器類が採取されているようである。

構造と感想
 東からの遠景
北津田城は、奥津嶋神社の南側にある池を挟んで向かいの小高い丘の頂部を中心に南に伸びる尾根筋上に築かれていたが、昭和59年の宅地造成で、「城中」と呼ばれた南半分が失われた。北側の「城後」と呼ばれる丘陵部は残ったが、公園に整備されたため、遺構が分かり難くなっている。
「城後」は、頂部に二段築成の郭があり、西側に帯郭、南東と南西に張り出す尾根上には段郭が築かれている。なお、主郭南東下部に虎口の形態が認められる。
            

道 案 内
名神高速道竜王インターを下りて国道477号を北に4.2km程行った西横関交差点で右折し、国道8号線に入る。国道8号を4.8km程北東に進むと近江鉄道に架かる袴線橋を越えた次の友定交差点に至り、その交差点を左折して県道26号線に入る。県道26号線を北西に道なりに7.4km程行った井堰のある橋を渡った渡合橋北詰交差点を直進する。直進後40m程で右折し北に430m程行った十字路で左折して西に210m程進んだ突き当たりが奥津嶋神社である。左手の池奥の丘が城跡である。

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