小山城 No24403−01 | (おやまじょう) |
![]() |
![]() |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : 霧ヶ城 |
所在地 : 津市一志町小山字二谷 |
築城年 : 永禄年間(1558〜70) |
形 式 : 山城 |
遺 構 : 土塁、空堀 |
訪城日 : 平成24年12月16日 |
◆ 歴 史 |
北畠の臣大多和兵部少輔の城で永禄12年(1569)8月織田信長勢に攻められ落城し廃城になった。その後、堀ノ内城主舟木正尚が晩年に賜りここで隠栖したという。 |
◆ 構造と感想 |
「180m、(小山城跡)、小鳥山」と表示された黄色いプレートが木に括り付けられていたので、その周辺を探索したが、城跡の遺構は見つけられなかった。 ところが、後日「お城への招待」と云うホームページを見ていたら、プレートより300mは南の方に城跡があると書かれていた。どうもプレートは標高167mの先端のピークに取付けられているらしく、城跡は次のピークに所在していたようだ。 しんどい思いをしながら登って、紛らわしいプレートにより城跡が見つかられないのは腹立たしい。 さて、縄張図から遺構は小さな谷を挟み北城と南城からなっている。北城は、土塁で囲繞され、南西隅に少し尖って張り出す虎口が開いている。東側と南側に帯郭が付帯し、西側は空堀となっている。虎口は、もう一か所東側にも平虎口が開いている。南城は、東側に低い土塁があり、その一段下に帯郭が付帯している。西側は殆んど切岸もない。土塁の北端付近に古墳の石室があるようだ。 |
◆ 道 案 内 |
伊勢自動車道の一志嬉野インターを降りて信号交差点を右折し県道67号線に入る。県道67号線を北に1.1km程行った名松線の手前のT字路で左折し、西に590m程行った池の中程のT字路で左折する。南に70m程でY字路があり、右手に進み150m程先の突き当りで左折する。その奥が清厳寺で本堂左手奥にある墓地の奥左手に山に向かう道がある。清厳寺駐車場を借用。 山道を登り谷側に進む道との分岐で尾根方向に進み、尾根道を25分程登ると「(小山城跡)小鳥山」のプレートがある所に着く。しかし、城跡はそこから南に300〜400m程行った次のピークにある。 |
◆ | ![]() |
TOPへ | 戻る |
|