雲林院城 No24382−01 | (うじいじょう) |
主郭と北西の櫓台 | 主郭西側の帯郭 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 津市芸濃町雲林院城山 |
築城年 : 元徳3(元弘元、1331) |
形 式 : 山城 |
遺 構 : 土塁、堀切、櫓台、虎口、 |
訪城日 : 平成24年12月16日 |
◆ 歴 史 |
雲林院城は、元徳3年(元弘元年(1331))雲林院播磨守祐高によって築かれたと云われる。 雲林院氏は、長野城主二代長野祐藤の子祐高(祐尊)が分家し、雲林院氏を称したことに始まる。以後、長野氏一族の中核にあって11代続いたが、永禄年間(1558〜70)長野氏は織田信長に降って、信長の弟信包を養子に迎えたため、雲林院氏も織田氏の配下となった。 しかし、天正8年(1580)長野(織田)信包が雲林院氏の領地を奪うため、まず老臣の野呂民部少輔を謀殺し、その後、雲林院出羽守、兵部少輔父子を伊勢から追い出し、雲林院城を廃したと云われる。 |
◆ 構造と感想 |
雲林院城は、安濃川の南岸に北東に張り出した標高250mの丘陵頂部に築かれている。 |
◆ 道 案 内 | 登り口の地蔵堂 |
伊勢自動車道芸備インターを降りて左折し県道10号線(伊勢別街道)に入る。西に1.1km程行ったY字路で左手に進み県道28号線に入り、道なりに1.1km行って道は左に折れ、その160m程先で再び左折する。引き続き県道28号線を道なりに1.1km程行った安西橋北詰交差点で右折し県道42号線に入る。西に2.9km程行った清岸寺前の十字路で左折し路地に入る。道なりに120m程行くと林光寺前に至る。寺の背後の丘陵が城跡である。 寺の駐車場の奥、墓地から尾根に取り付き、すぐに地蔵が数体まつられた前を通り登って行く。 |
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東尾根先端の大手虎口 主郭下の東尾根堀切 主郭南西下の土塁 |