久須見城  No21210−06 (くすみじょう)       

内側の堀切 主郭東方向

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 恵那市長島町久須見字本郷中通
築城年 :
形  式 : 山城
遺  構 : 土塁、竪土塁、堀切、竪堀、土橋、
訪城日 : 平成28年11月6日

歴   史
久須見城の築城年や築城主は定かでないが、松尾左京が城主であったと伝わる。

構造と感想
久須見城は、中本郷地区公民館の背後に伸びた尾根の先端部に築かれている。
尾根続きの東端に大小二本の堀切を入れて背後を遮断している。尾根筋に40m×20m程の主郭を置き、西側一段下に段郭を、主郭と段郭の北斜面には帯郭を付帯させている。主郭背後の内側堀切は結構深く、両サイドは竪堀となり落ちている。その東側に15m程の円形に近い郭があり、土塁が北側から東側を廻り、その東側の小規模な堀切までが城域である。城内はやや荒れているが、主要な遺構は何とか確認できる。

道 案 内
中央自動車道の恵那インターを降りた恵那IC交差点で左折し県道68号線に入る。県道68号線を北西に4.2km程進んだ木曽川手前の久須見バス停の所のT字路で右折し集落内に入る。道なりに100m程入ると右手に中本郷公民館があり、その裏山が久須見城跡である。公民館に車を止めさせていただき、15m程先で道が左に折れる所で右に入る里道に入り、山裾沿いを北東に130m程行き山に取付く山道を登る。尾根に出たら右手に尾根筋を進むと主郭背後の堀切に至る。

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竪土塁と竪堀              帯郭 

 
外側の堀切            東郭の土塁