下手向城 No21210−02 | (しもとうげじょう) |
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張出部の土塁 | 背後の堀切 |
◆ 城郭の概要 |
別 名 : |
所在地 : 恵那市山岡町下手向 |
築城年 : |
形 式 : 丘城 |
遺 構 : 堀切、横堀、竪土塁、土塁、虎口、 |
訪城日 : 平成28年11月5日 |
◆ 歴 史 |
城主として勝次郎、勝内蔵助義直と子・又右衛門義氏を記す史料が存するが、詳細は不明である。 |
◆ 構造と感想 |
山中に入り斜面を斜めに200m程登ると左手上方が城跡である。10m程直登すると主郭東下の帯郭に取り付く。 尾根先端の頂部に約40mの方形で、北東部に南を除く三方に土塁が廻る20m×10m程の張り出しの付く主郭を置き、東下に帯郭状の腰郭を、その南東隅下に鉤型の帯郭を付帯させている。腰郭の北端は竪土塁で、帯郭の西端は竪堀で、仕切っている。竪堀の対面から西側に掛けて横堀を廻らせ、張出部下方に横堀から二本の竪土塁を落とし、さらに尾根続きの北側に堀切を入れ遮断している。 基本は単郭構造であるが、周囲を堀切、横堀、竪土塁、腰郭、帯郭で厳重に囲繞し、防御性を高めているのが特徴である。 |
◆ 道 案 内 | ![]() 登り口 (小屋と農機具の間から山に入る) |
中央高速道の恵那インターを下りて、恵那IC交差点で右折し県道68号線に入り、400m程先の坂の上交差点で左手に進む。引き続き県道68号線を270m程行き西神田交差点で直進し市道に入る。市道を700m程走ると神明交差点に至り、そこで右折して県道415号線に入る。県道415号を南へ340m程行くと国道19号との正家交差点に至り、そこを直進して国道257号に入る。国道257号を道なりに4.5km程行くと阿木川ダムに至り、引き続き国道257号を6.8km程進むと岩村町の一色交差点に至る。国道257号は直進するが、そこで右折して国道363号に入り、道なりに4.6km程走ると山岡駅前交差点に至る。そこで左折して県道33号線に入り、道なりに2.1km程行くと右手に下向手郵便局があり、郵便局の西側の道に右折し、70m程先の正面に見える家の前で少し左にカーブした右手にある畑の奥から真っ直ぐ北へ向かって登山道がある。 |
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![]() ![]() 主郭の北方向 北東隅の竪土塁 ![]() ![]() 主郭の南東虎口 虎口受け |