寺山の砦  No20349-03 (てらやまのとりで)       

北側の堀切 主郭の西側南方向

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 小県郡青木村村松字寺山
築城年 :
形  式 : 山城
遺  構 : 堀切、竪堀、木戸口
訪城日 : 平成28年11月13日

歴   史
当城に関する史料や伝承はなく、創築年代・築城者・廃城時期など事跡は不明であるが、同じ尾根上にある西城の南東尾根を守る出砦と考えられ、同一勢力による築城と考えられる。

構造と感想
「寺山の砦」は西城の南西の稜線を下った標高723m、比高70mの青木村村松寺山にあり、本郭は三角形で、北側に1条と南東側に二重堀切を入れ、南東尾根の堀切下方に3段、南支尾根にも3段の段郭を設けている。北に60m程の所のピークに二段平坦地がある。この城は、規模が小さいことから西城の守りの砦と考えられている。

道 案 内
上田市街より国道143号を青木村役場を目指して西進し、道の駅「あおき」から1km程西進したT字路(役場の手前)で右折する。細い道に入り500m程北西に進むと十字路があり、そこで左に鋭角に曲がる。緩やかな登り道を280m程行くとU字カーブがあり右手に鳥居がある。そこが登り口である。道路脇に駐車可。

TOPへ 戻る

 
南東尾根の竪堀による木戸口          搦手の平坦地