横矢入城  No20202−08 (よこやいりじょう)       

主郭の西方向 主郭東側の堀切痕

城郭の概要                  
別  名 :
所在地 : 松本市浅間温泉
築城年 : 不明
形  式 : 山城
遺  構 : 堀切、石垣、竪堀、
訪城日 : 平成24年10月21日

歴   史
赤沢氏の持城で稲倉城の要砦で物見城とも呼ばれ、天文年間(1532〜55)には浅間孫太郎が守っていたが、武田氏により落城、破却されたと『松本市史』に記されている。

構造と感想
赤沢氏の本城 稲倉城は当城の北3.5km程の山間部にあり、松本平北東部を見渡すことができ、まさに物見城の立地にある。
物見城らしく比高は215mと大きく、東西に細長い標高886mの頂部に単郭を設け、その東側に大小2条の堀切を、西側に大小3条の堀切を入れ、防御した単純な構造である。
しかし、城跡の風化が激しく、灌木の繁茂も著し遺構確認もままならず、しんどい思いをしたが、落胆が大きすぎる城跡であった。疲れた。

道 案 内
登り口
松本市街から国道143号を北上し美須々交差点で右折して県道282号線に入る。780m程北東に行き女鳥羽川を渡る。渡り終えて260m程東進すると道は右に90度カーブし、そこから190m程北進すると今度は左に90度曲がり550m程東進する。県道282号線は浅間温泉街へと左に曲がるが、直進方向の細い道に入る。入って20m程で斜め右に曲がり、道なりに250m程行った左手が登り口である。右の写真の看板が建てられている。
道が狭いが付近の余白に駐車した。

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